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江古田文学

「江古田文学」第42号 

「江古田文学」第42号 

特集
川端康成生誕百年
価格
1,320円(税込み)
発売日
1999年11月30日
ページ数
277ページ
ISBN
978-4-7952-6189-1

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特集 川端康成生誕百

北京、林林先生との一時間 長谷川泉

百歳の川端、その老人力 原善

『新・雪国』、その他 羽鳥徹哉

「雪国」の駒子の威力 杉井和子

〈小さな物語〉の意味―「雪国」粗描― 馬場重行

「雪国」における俗謡―「蝶々とんぼや」― 田村嘉勝

〈一人称のモナドロジー〉『山の音』を読んで 上田薫

菊子の戦略―「山の音」研究ノート覚書― 田村充正

「千羽鶴」の劇化・映画化をめぐって 深澤晴美

内に向かう視線―川端の知覚をめぐって― 福田淳子

康成と牧水 山田吉郎

鎌倉文庫 久米と川端 高橋慶子

川端康成と茨木―生誕百年を迎えて― 藤村武子

川端康成と熱海―島尾別荘について― 野末明

「骨拾い」と祖母の接点 町田雅絵

踊る川端康成 高根沢紀子

眠れる美少年 三木雅代

学生と川端

片腕 表理恵

やさしい手 石原慶三

金糸雀 深谷香織

「心中」のヴァリエーション 安部紘子

「夏の靴」のヴァリエーション 滝沢麻耶

琴が杉 黒田雅美

清浄な踊り子たち 青山奈津子

川端康成にとって「雪国」は第二の「伊豆の踊子」であるのか 高森久美子

「雪国」について 宇野沢英朋

川端康成作品に於ける女性キャラクターとその分析(性格、恋愛観などについて) 酒井香奈絵

川端文学と吉本文学の類似性 杉渕水津

船橋の川端康成 中村慎吾

美しき徒労 荒山崇

藤村の足跡を辿る山登り 新木輝彦

川端康成にふれて 桜井英人

原ゼミ登山日記 木暮大輔

連載(第五回)余白論―埴谷雄高と「虚体」 中村文昭

連載(第七回)『カラマーゾフの兄弟』を読む 清水正

連載(第一回)『風の又三郎』論 山下聖美

幻の雑誌「露西亞文學研究」と米川正夫訳『青年』をめぐって

 ―文献収集家としての小沼文彦氏の或る一面― 清水正

「講」と大山詣り

 ―落語と江戸風俗その十三― 柳澤睦郎

季刊ブックレヴュー・この本を、映画「マトリックス」と同時摂取せよ 青木敬士

「ポエトリー空間」

・溶けそうな鉄塔、デジタル夕暮れ 小石敏也

・ちいさな美術館 ハセガワナオコ

・編む(四行詩・三篇) はやしはなこ

・微風とちり 他三篇 鯉淵史子

・海の村 ・夏には 張笑蓮

・劫火 吉澤正喜

・川辺のうろつき ・変身譚(夢の錯乱) 内藤丈志

■Report from Israel

パンドラの箱 雑司ヶ谷ものがたり あまんじゃくうり子ひめ

音楽畑 サニー成瀬

火と水の物語―アンドレイ・タルコフスキー論4―

連句

オン座六句『カラマーゾフ万歳』 浅沼璞捌

追悼オン座六句『雲上世界』 浅沼璞捌

脇起歌仙『海の果』 大場砧捌

無視された一句―引用家・寺山修司へのいじめ― 浅沼璞

ことばの道草 円女

金子みすゞアンケート

編集後記

 

 

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